九州道路地図を見ていたら、20才の頃の旅を思い出しました。
その頃は、まだまだ自転車は超マイナー
ロードバイクでツーリングする人を全く見かける事はありませんでした。
盆丁度(罰当たり?)に友人と二人で、九州縦断の旅へ出ました。
門司港が基点で、初日が8月15日だったと思います。
20年以上前の事なので、記憶が今一ですが、こんなコースでした。
※距離は、合ってないかもしれません
1日目(プロローグ)
コース:門司港→苅田→中津→宇佐→別府(150Km)
安宿(3000円位)に泊まり、お金も無いので、
安い定食を食べたような?
そして、朝まで友人と語り明かしたような、いないような??
2日目
この日に友人は、お尻が腫れてリタイヤ
無理させたかな~と、とても申し分けない気持ちで
いっぱいになった事を覚えています。
僕にきつい所を見せまいと、必死で作り笑顔を
見せていた彼の顔が印象に深く残っています。
コース:別府→佐伯→延岡(130km)
山道主体で、走りがいがありました。
途中の峠道のレストランで食べた焼肉定食が
美味しかったのを覚えてます。
3日目
コース:延岡→北方町→高千穂町(高千穂峡)
→延岡→日向市→宮崎(190km?)
この日は、ダイナミックに移り変わる景観の
素晴らしさが印象に残っています。
高千穂峡に着いた時の感動が今でも忘れられません。
そして、宮崎の海の美しさが凄かった。エメラルドグリーンでした。
4日目
コース:宮崎市→日南海岸→南郷→串間(150km)
日南海岸は本当に素晴らしかった。
そして、ガソリンスタンドの兄ちゃんや、喫茶店の女の子(※)や
ほとんど会う人すべてに優しくされました。感動しまくりでした。
※その女の子に心ときめいたのを覚えています。
5日目(エピローグ)
コース:串間→桜島(いきなり飛んじゃった記憶が!)(100km)
この日は、凄く印象に残っています。
桜島火山の噴火が活発で、桜島を走っていると
火山灰が雨のように降り凄かったのです。←本当
今思い出すと、良く走ったな~と思います。
フェリー乗り場に到着すると全身黒灰だらけの真っ黒け。
丁度温泉があったので、気持ちよく浸かった事を覚えています。
そ・し・て 輪行で帰路へ
このコース2回走ったのですが、
2回目は冬に走ったので全く違う印象でした。
旅って本当素晴らしい。
この旅で残念な事が、ひ・と・つあります。
それは、写真が1枚も残っていないのです。
当時、僕は変な考えを持っていて、
「景色は撮るもんではない、目に焼き付けるもんだ!」
と思っていました。アホですね!
旅の記念に写真撮影を忘れずに!
しかし、これだけ覚えているってコトは素晴らしい旅だったんでしょうね。
若いうちから自転車という素晴らしい趣味に出会えてたらなぁ。とつくづく思ってしまいました。